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農業部門にまで及ぶCEO(最高経営責任者)の法外な報酬
食品加工会社社長の稼ぎは、農業者3,300人余りの所得総額を上回っている
2002年10月9日、クロップチョイス・ニュース:
全米トウモロコシ生産者協会の会長であり、またネブラスカ州ティルデンのトウモロコシ農家でもあるキース・ディットリッヒは、今日次のような事実を明らかにした。「最高経営責任者(CEO)が手にする報酬を、金融、通信、製造部門で働く通常のアメリカ人労働者の収入と比較すると、そこに極めて不均衡な格差が認められます。」
「コナグラ・フーズ社の現在の最高経営責任者の年収は1,100万ドルを超えている、と各報道機関が伝えています。その額は、アメリカ農業者が農場経営によって得る今年の平均農家所得3,300人分の合算額を超えます。人が立派な暮らしをすることに反対するわけではありませんが、アメリカの農家が今年、労働、管理、投資に対して、一日あたり10ドル未満の収入しか見込めないとしたなら、私たちは尋ねなければなりません。この国の優先順位はどうなっているのですか、と。」
AP通信の報道によれば、コナグラ・フーズ社の最高経営責任者ブルース・ロードの今年の報酬は、総額にして昨年の4倍に増えたという。同社は、前年同期比23パーセント増の利益を上げたと伝えられている。「ところが一方、米国農務省の見積もりによれば、今年の純農業所得は21パーセント減少し、農家世帯の純圃場内年間所得は3,274ドル、日収にして約8.97ドルとなっています。」
ディットリッヒは、テネシー大学農業研究所のダリル・E.レイ博士による経済分析を引用しつつ、2002年は農家経済にとって、恒常ドル(インフレ調整済みのドル金額)で、過去68年間の内3番目に悪い年になるだろうと語った。「純農家所得がこれほどまで落ち込んだのは、1934年以来たった2回だけです。しかしこれは経済分析に基づく予測に過ぎず、私はもっとひどい状況を予想しています。特に、この2年間立て続けの自然災害に直面している農家や牧場経営者にとって、事態はさらに悪化する恐れがあります。」
「こういうわけで私たちがぜひ必要とするのは、連邦議会選挙期間に向けての休会に先立って、議会がアメリカの被災農家に対する救済措置法案を可決し、ブッシュ大統領が署名して次の法案を成立させることなのです。」とディットリッヒは言った。「『2002年緊急農業災害援助法』(法案番号:H.R.5383)に基づく迅速な行動を私たちは強く要求します。この重要な法的救済措置の発動により、2001年と2002年の両年(年産区分)に起こった干ばつその他の自然災害によってもたらされた作物損害に対して、緊急援助が与えられるでしょう。そこには、今年様々な地理的条件下にある多くの地域でトウモロコシ中にアフラトキシ(発ガン性物質)が発見されるといった壊滅的な品質破壊による災害もふくまれます。」
全米トウモロコシ生産者協会は35州、14,000人のメンバーを代表する機関である。ホームページはhttp://www.acga.org.
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